裏事情の記録

昨年、5日間かけて北海道伊達市大滝で撮影された
御当地ヒーロードラマ
装甲侍無頼鬼怨・第三話~第五話が完成しました!!
いま、サンプルデータ作成中です。


――――――――――――――――

丹内心道映画「永遠の少年」、昨夜の打ち合わせ会議は
非常に難航しました。


この映画、まだシナリオが完成していない!
私を本名で出して使うというもので実際の私の人間性を否定するような台詞や
個人情報を読み上げるシーンを作るなど、
本当に監督の人間性を疑うものです。

しかし、多数の人間が関わってしまっているこの作品を
私の一声で終わらせるわけにも行かない。
なので、昨晩打ち合わせに行ったのです。
間に、私と同じ出演者のSさんに同行していただきました。

前もって連絡取ってあったSさんは
「斉藤さんが映画を中止させるのはまずいでしょう、もしも本気で嫌になったら、最後の一言は私が言いますよ」
とまで考えていたSさんでしたが
「Yちゃんやほかの出演者が可愛そうだ。なんとか短期間で終わらせられるよう、シナリオも出演者の要望が通るように説得しよう」と臨んだ打ち合わせでしたが・・・

私「この曲と、この曲は著作権についてきちんと対応していますか?」
T「やっぱりダメですかね?」
私「余作は木を切る~すぽぽんぽ~ん」って、替え歌ですよね?
替え歌も勝手に変えて使ったらダメなのは知っていますか?
T「やっぱり問題ですかね~」

私「この劇中劇、『木枯し紋次郎』となってますけど、勝手に使っちゃまずいことは知っていますか?」
T「今、それっぽい舞台劇を考えてるところなんですよ~」

私「私のギャラは全部で〇万円だそうですが、情二役の彼は何日、撮影に呼ぶつもりですか?」
T「5日、予備を含めて6日です。」
私「彼のギャラは私の半分ですね。」
私「では、私はこの後、いったい何回撮影に呼ばれるのですか?」
T「最低20日ですね」
私「情事役の4倍ですね。私はもうすでに20日やってますから合計40日ですね」
「情事役の方の6分の1以下のギャラなんですね」
「さらに私は貴方に多数の楽曲を提供し、新曲を最低で2曲を製作し、さらにスーツも作れと仰る」
「2時間映画でどれくらいの音楽が必要で、録音だけで何日必要になるか考えていますか?」
(実はこれ以外にも宙返り練習やバイクの手配、ロケ地準備も行っている)

私「出来上がった映画は、上映するあてはあるんですか?」
T「当たり前です、私は貴方たちと違いしっかり稼ぐつもりでやっています。」(私、内心怒)
私「Tさんは一個人で作品を作ってるので配給権は得られません、会社名義でないと相手にされないのでは?」
T「それはどういう意味ですか、斉藤さん、映画と放送業界を同じだと思っているでしょう?」(T氏怒)
「映画はDCPといってサーバーからデータを・・・(以後、薀蓄が続く)」

※ちなみに、DCPというのは映画を配給するシステムの名前。
昔は配給権を持つ配給会社がフィルムを映画館に持ち込んだらしいが、
DCPは配給会社から直接データと言う形で劇場に映像を送る。

言い換えれば、自主制作された映画は配給会社で受け付けてもらわない限り
上映は不可能、というのがDCP。

http://d.hatena.ne.jp/cinerevo/searchdiary?word=%A3%C4%A3%C3%A3%D0&.submit=%B8%A1%BA%F7&type=detail

ただ、映画館にも古い上映機材が置いてあるところがあるので、
そこでなら持込で受け付けてもらえる場合がある。

渋谷のユーロスペースなどがそうらしい。
「DLP」と呼ばれる機材がその上映機材だ。
が、そこで上映したところで、いったいどれだけの客が来るだろう?
http://www.eigacenter-zenkoku.net/%E8%87%AA%E4%B8%BB%E4%B8%8A%E6%98%A0%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

このあたりは私のようなミュージシャンがバンドを組んでライブ開場を借りるなりして
客を呼んでライブをするのと同じです。
が、ミュージシャンがライブをするときかかる費用は
バンド練習と会場使用量とチケット及び宣伝費、楽器運搬費くらいのもので、
100人くらいの会場でやるなら全部合わせても10万前後。


しかし、今回の映画はすでに撮影の為に私だけで20日も丸1日拘束されているわけで、
そういった出演者がすでに3人はいて、さらに今までと同じかそれ以上の
撮影が残っており、そのうえで
10曲を超える曲の録音作業、新曲2曲以上、特撮スーツ2体製作、
これでは割に合わないでしょう?


話を戻して、そのDCPにのせてもらえる映画館があると言う。そのひとつが
渋谷のユーロスペースなのだという。
おそらく、少し勘違いがあるのだと思う。
DCPにのせるのではなく、「DLP機材があるjから」上映可能だと言うことでは無いだろうか

私「宣伝はどうしますか?」
T「宣伝会社ですか、お金が無いんですよね・・・」

ちなみにT氏は再三、私が説得して2年間、いまだにSNSの経験無しである。
SさんがSNSの説明をする。

「あー・・・私が説明したときも、T氏はこんな反応してたっけ・・・」

で、やっと話がまとまった後になってT氏は
先日の映画撮影で、ロケ地としてお借りしたと言う「おじさん」の家で
いろいろ言われたという話を持ち出す
T「映画ってこんなに大変なものなんかと言われましたよ」
T「こっちのことも考えろ、我侭言うなと言われましたね」
で、ふたたび大声になり身体を震わせて

T「俺は自分の我侭に付き合わせてるつもりは無い」
T「俺が有名になったら、今まで撮影に不満を言ってた奴等も掌返して擦り寄ってくるに違いない」
だ、そうです。

・・・私の前でそれを言いますか・・・

※この日記は、あえて来訪者のほとんどいない本ブログに書いています。
万人が「記録」を確認できるように、です。
[PR]
by akabane-paul-pott | 2015-06-23 21:52 | Comments(0)
<< 一番大切なのはシナリオだと思うよ。 スペシャルナイト >>